今日 朝 目が覚めたこと
当たり前だと思うことさえ
誰かには叶わなかった今日
人との関係の中で
自分との繋がりの中で
その日はいずれやってくる
大切な人とのお別れの時を
受話器越しに
僕に話をしてくれた友人を想う
ご家族が語りかける言葉に
動けない身体
言葉を語れない魂から
零れ落ちた涙を想う
2021年最後の日
ひとりひとりそれぞれに
色々な想いがあるだろう
感謝の気持ち
伝えたかった言葉
伝えきれなかった想い
いつまでも明日が続いていく
そんな気がしてしまうけれど
人生は有限なのだ
一瞬一瞬
1日と
日々の当たり前が
あまりにも尊い
自分も想いのバトンを受け取りながら
生きている
自分自身が誰かに
手渡す日もくるだろうか
どういう姿勢で
どう生きるか
今一度見つめ直す
悲しみも痛みも
生きているからこそ
2021年個人的に
死にたい程に辛い日もあったけれど
やはり生きていて良かった
本当にそう
自分の気が狂って
大声で喚き散らす日があっても
突き放さず
傍で見守ってくれた友人には
ただただ感謝しかない。
自分にできることなんて
あまりにも無力かもしれないけれど
それでも今日を
そして新しい明日を
どう生きるか考えている。