池田卓哉ブログ 風光日々新(ふうこうひびあらた)

素直な心で表現する場にしよう。そんな想いで始めたブログ。

続 心の御空

本当は個展が終わってすぐに

更新をしてお礼が言いたかったのですが、

 

書いては消してを繰り返しては

なかなか更新出来ないまま

時間が過ぎてしまいました。

 

ごめんなさい。

 

今月7月にありました、

「観天望気」の個展にいらして下さった方

気にかけてくださった方

本当にありがとうございました。

 

 

今日は今回の9回目の個展で

行き先が決まった作品を

お渡しに行きました。

 

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作品自体は8回目の個展

“心の御空”で発表した作品なのですが、

1年前に発表した作品を1年間

憶えていて下さっていた方がいて

今回行き先が決まりました。

 

その方は「月が好きなんだよ。」

と僕にお話をしてくれました。

 

お子さんが産まれて病院に行く時に観た月が

忘れられないくらいに

綺麗だったこと

だから子どもの名前にも

“月”が入っていることを

僕に話をしてくれました。

 

今回購入して下さった作品は

その”月“の漢字が入った

高校生のお子さんの

誕生日のプレゼントに

お渡ししてくださるそうです。

 

 

人ひとりひとりの思い出の中には

忘れたくないような尊い空があって

かけがえのない日々の色が

人の心や魂の輝きになっていく。

そんな想いから制作した

“心の御空”という作品です。

 

心の中に今も浮かぶ大切な空と

それにまつわる大事な思い出を持った人が

この“心の御空”という作品を

選んでくださったことは

とても感慨深いものがありました。

 

絵を描く活動を続けていて

良かったと思うことは、

その人が大事にしてる目に見えないことが

作品をきっかけに自分にも

共有してもらえることがあるということです。

 

 

つい先日

一緒にいるとホッとする

大切な友達といたら

気づいた頃には夜が明けていて

一緒に見上げた朝焼けが

最近の自分の“心の御空”でした。

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写真は2枚とも

その友達が撮ってくれました。

 

あの日の空を今も見上げることができて

「ああ頑張れるな。」

不思議と力が湧いてきます。

 

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これは4年くらい前に描いたイメージですが、

10回目の個展のキービジュアルになりそうな予感。友達が撮ってくれた写真とちょっと酷似している要素があって人生って面白いです。

 

個展のお知らせ (7/2-7/12)

 

普段から大変お世話になっている

六本木ストライプハウスギャラリーにて

9回目となる個展を開催いたします。

 

7/2-12  池田卓哉(平面)@3階ギャラリー
AM11:00-PM6:30 (最終日PM5:30まで)

日曜日休廊

ストライプハウスギャラリーHP

https://striped-house.com

 

暑い日が続きますが、

皆様どうか気をつけてお過ごしください。

内の声

部屋が静けさに包まれる時

隣にいる友の

心臓の音が聞こえてくることがある。

 

比喩でもなんでもなくて

はっきりとその音が聞こえることがある。

 

 

力強い音だなと

命の頼もしさを感じる時もあれば、

 

あまりにはっきり聞こえる音に

モノ言えぬ不安を感じることもある。

 

 

日常の中ではなかなか難しいけれど

自分の思考のスイッチを落としていって

意識を身体の感覚に寄せる時

その音は僕の中でも確かに鳴っている。

 

それは聴覚ではなくて

鼓動として伝わってくる。

 

胸の部位もそうだが

手のひら 耳の裏

特に手を当てなくても

そのリズムは感じ取れる。

 

 

お世話になっている人の

老いを感じる時

 

親しい友の病気を想う時

 

「どうか死なないで。」と

自分の内側からの

強い声にハッとする。

 

 

またね。と別れた友と

また会いたいと強く望む時

 

ああ。この感情は

自分の中の「死にたくない。」

なのだと気付かされた。

 

 

心の向かうところ

昨日は中学生の頃からの

付き合いの友と夜遅くまで

話をした。

 

彼は信念と志を持って生きている。

姿に勢いがあるのだ。

姿に勢いがある人は魅力的だ。

 

彼の生きる姿勢から

学ぶことはいつもたくさんある。

 

相手にとって何が大事か

組織にとって何が大事か

自分にとって何が大事か

様々な角度から物事をみて

 

大事なことをちゃんと

大事にできるように

努力を怠らない。

 

彼との会話の中で

 

自分自身の軸とは?

自分自身の志とは?

自分自身の信念とは?

 

何を描くのか?

どう生きるのか?

それぞれを問うた時

自分はその答えを見失っていた。

自覚はあった。

 

自分自身が大事にしてた

価値観を思い出してる時

 

初個展の時のイメージと

個展に添えた文章の1部が出てきた。

 

 

 

 

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シリーズ:濡れ鼠

タイトル:観客のいない舞台のスポットライト

 

苦しかった事 悲しかった事

今までに 寄り添った痛みが

今日は傍に寄り添う優しさに

変わりますように

 

 

人の辛さ 

人の気持ちに寄り添う表現

生き方がしたかったんだ。

 

過去の自分は

どっちを向いて生きていくのか

向くべき方向を

ちゃんと見つめていた。

 

友とのやりとりを通して

大事なことを思い出した。

 

そいでもって

いくつになっても人は

青春の頃の心に戻れるんだな。

そう感じた。

 

脳裏

何年か前に

バスキアの展覧会に行った時のこと。

 

小さな男の子が1枚の絵の目の前で

じーっとその絵を見ていた。

 

その作品は撮影OKで

そこにいた人達はスマホを取り出して

カシャカシャと音を鳴らしてた。

 

するとお母さん

「邪魔になるからこっち来なさい。」

そう言った。

 

その空間で一番

絵をよく見ていたのは

小さな男の子の方で

 

真剣に絵を観ていた人を邪魔したのは

スマホのカメラを構えてた

大人たちだと僕にはそう思えた。

 

スマホを構えてた大人たちの中に

真剣にその絵を見てた人はいたのだろうか。

 

なんだかなぁ。

 

男の子はその絵を通して

何を見ていたのだろう。

 

1枚の絵をじーっと見つめてた

男の子の集中力を今も時々思い出す。

特別な言葉

“前よりかは自分を

責めなくなったような気がします”

 

元気しているか?

気になって連絡した

弟から届いた

返信。

 

自分を傷つけたり

責めたりする以外にも

自分との向き合い方

見つけたのだろう。

 

自分が

人を励ますつもりが、

気づけば人から励まされている。

 

なんだか最近は

そんなことがたくさんある。

 

悶々と考え続けても

出せなかった答えを

今日は人から手渡された気がする。

 

あぁ。そうだった。

自分にとってそれは大事なものだ。

そんな感覚がした。

 

過去に落としてしまった大事なものを

今日は人に届けてもらった気がした。

 

展覧会をする人 しない人

舞台に立つ人そうじゃない人

そんなこと関係なく

ひとりひとりが生きている限り

何かの表現者なんだと思う。

 

 

表現は特別な人だけのものじゃない。

 

表現をしながら

生きているひとりひとりが

すでに特別だということ。

 

人から受け取った特別を

自分もまた誰かに伝えたい。

 

ああ。

自分はお返しがしたかったんだな。

恐れ入ります。

久しぶりの更新です。

 

今年に入ってからずっと

更新出来ずにおりました。

 

時々でも覗いて下さってた方が

いましたら本当にごめんなさい。

 

一定期間

閲覧できない状態の時も

ありましたが

再出発の意味も込めて更新いたします。

 

年齢を重ねては

今まで無自覚だった

“恐れ”の感情と向き合うことが

多くなりました。

 

その力は強力で

心のブレーキとでも言いますか

無自覚に行動さえも

コントロールしていたりします。

 

「あっまたこのパターンだ。」

気づいていても同じ道を

進んでしまうことがあります。

 

一度立ち止まること。

 

頭で分かっていてなお

同じ道を選んでしまう日があります。

 

感覚的に避けた上での

判断のこともあります。

 

でも人生には時に

この道は怖いな。そう

今まで避けていた道を

進むことが必要なこともあると思うのです。

 

恐れを手放せたら…

そんなことを考えていたこともありますが

 

恐れを持ったまま

そんな自分を受け入れて

生きることも大切なのかもしれません。

 

少しずつですが

えいやー。と

恐れの道を行くことができる日も増えました。

 

あっ。

この道 進んでも大丈夫なんだ。

そんな感覚を覚える日があります。

 

 

何を恐れているのか?

何故恐れているのか?

 

問いかけ続けることで

浮かび上がってくるのは

自分にとっての大切なことかもしれません。

 

人の価値観もまた

行動一つで次々とひっくり返っていく

オセロのような瞬間があります。

 

なんだかその感覚は

歳を重ねていく

楽しみのひとつかもしれません。

 

4月にはまた一つ歳を重ねました。

思いがけず友達が買ってきてくれたケーキ。

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人は時に

先の見えない暗闇を生きていますが、

そこで出会った人の言葉や行動に

思いがけずあたたかさを感じたり

光を感じたり。

 

「先がわからないことは

悪いことばかりじゃないよ。」

 

とモノ言えぬ恐れを抱えていた

過去の自分に言ってあげたい。