池田卓哉ブログ 風光日々新(ふうこうひびあらた)

素直な心で表現する場にしよう。そんな想いで始めたブログ。

大丈夫。だとそう言える日に。

大声で泣く子どもの手を引いて

「大丈夫だよ。」

 

一生懸命に励ました。

 

君が泣きながらも

前に歩みを進めていることが

いかに尊いか。

 

言葉では諭すことはないけれど

「大丈夫だよ。(君が気にして泣いていること

以上に君はすでに凄いんだよ。)」

 

そんな想いを心いっぱいに込めて

背中を押した。

(心の中で呟く「頑張れ。」)

 

 

誕生日の朝にみた夢の話です。

今日、私は33歳になりました。

 

小さな子供はなんだか

幼い頃の弟にも似ていました。

自分自身でもあったのかもしれません。

 

大丈夫?って大人や友達に聞かれるのが

嫌いな子供でした。

 

大丈夫じゃなくても

大丈夫じゃない。とは

口が裂けても言えなかったから。

 

大丈夫じゃないのに。

「大丈夫です。」

と相手の期待に応えるための返事は

相手にも自分自身にも

嘘をつくことになるので嫌いでした。

 

大丈夫?と聞くのではなく

「大丈夫だよ。」

そう一言 心にお守りが欲しかった。

 

子どもの頃

言って欲しかった安心の言葉

いつか自分自身が

手渡せる大人になれたら。

そんなことを考えながら生きています。

 

今でもきっと

泣きながら歩いた道の延長線を歩いてる。

 

33歳の誕生日は

泣きながらも歩いていた子どもに

「大丈夫。(それでもここまで来たんだよ。これからも前に進め)」と

そう諭された日でもあったように思います。