池田卓哉ブログ 風光日々新(ふうこうひびあらた)

素直な心で表現する場にしよう。そんな想いで始めたブログ。

ご縁に生かされて

最終日から数日経ってしまいましたが

無事8回目の個展終了いたしました。

(8/2が最終日でした。)

 

ご来場頂いた方

気にかけて下さった方

どうもありがとうございました。

 

自力だけでは8回目まで

続けてこられてはいなかった。

本当に“おかげさま”なのだと感じています。

 

人の言葉、想いやエネルギー。

自力以上に生かされてることを感じています。

 

できる限りご縁は大切にしたいものです。

 

大切なことを大切にする。

シンプルなことだけど

難しいのは何故でしょうか。

 

何度も言うように自力だけで

生きているわけではありません。

 

ありがたいことに気づき

感謝をすること。

 

感謝の気持ちを示すこと。

 

それはそのままで

表現になり得る事柄だと思います。

 

初個展からの8年間を振り返って

人と出逢うことの尊さを改めて感じました。

 

観に来てくださる方がいる環境の中で

いまだに絵を描き続けていられていることは

とても幸せなことです。

 

自分があまり器用な人間ではないが故に

自分で自分を責めてしまう日々も

たくさんありましたが、

 

日々、人から頂いてるエネルギーを
本当に大事にしよう。と

そう思った時 自分との向き合い方も

考えさせられました。

 

今となっては会いたいと思っても

もう会うことができない人たちがいます。

 

それでも過去に発せられた声は

今でも消えずに残っていて

いまだに僕に力をくれます。

 

今までどれだけのものを頂きながら

ここまできたんだろう。

 

今回の展示でもそうでした。

 

今ならもう少し穏やかな気持ちで

祈ることができるのではないか。

 

今なら受け取った想いを

他の人にも伝えられるのではないか。

 

過去に添えてもらった手に

いまだに生きる勇気をもらってる。

 

色んなことが見えなくなって

もがいて もがいて

手当たり次第たくさん傷つけて

「なんでこんなに辛いのだろう。」

そんな思いから抜け出せず

自分で自分を助けられない日が

だいぶ続いたけれど

全てが終わることはありませんでした。

 

それでも「生きてて良かった。」と

そう思える日がその先にはあったことを

忘れずにいたい。

 

優しいだけでは救えないから

強くならないといけないと

自分に誓う日もあります。

 

それでも弱さを拒むことは

脆さにも繋がっていて

無意識はいつも僕に語りかけてきていました。

 

なかなか器の大きな人にはなれないけれど

清濁を合わせ呑み続けることは

自分自身を知ること

表現を続けていく意味にも

繋がっている気がしました。

 

自分が生かされてるように

自分にも生かせるものがあるのではないか。

まだまだ確信は持てないけれど

 

生きてみないとわからない今日だから

人は今日を生きられる。

今はそんなことを思います。

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