池田卓哉ブログ 風光日々新(ふうこうひびあらた)

素直な心で表現する場にしよう。そんな想いで始めたブログ。

自分の真ん中

できるだけ

良いエネルギーで

良い方向へ進まなきゃ。

 

良い側面を見て

できるだけ良い解釈をして

より良い自分を生きる。

 

そんなことを考えていたこともあった。

 

より良い自分を目指せばいずれ近づける。

そんな期待があった気がする。

 

都合の悪いことには目を背けて

偏った物事の見方をしてしまうことは

危ういことなのかもしれない。

 

 

自己肯定感とか

そんな言葉を目にすることが

増えたけれど

条件付きの肯定には強い否定が

中合わせをしているかもしれない。

 

自己肯定感を高めようとした結果

分離感を強めてしまう人もいるのだろう。

 

肯定するためにつけた仮面の下で

本心がどんな表情をしているか想像する。

 

ポジティブはポジティブで

良いのだけど

無理をして保たれる自分を

標準にしてしまうとどこか息苦しい。

 

より良い仮面を被るのではなく

仮面の下の自分に歩みよること。

 

それは癒しであり

受け入れるということ。

存在を認めるということ。

肯定するということ。

 

ペルソナが必要だった自分も含めて

自分なのだ。

「こんな自分は本当の自分じゃない。」

本当にそうだろうか。

 

仮面が悪いわけでもない。

自分が自分らしくいるために

仮面が必要なこともある。

 

最近は

より良い状態より

普通の状態をより意識し始めた。

 

戻れる

還れる

中心があるということは

安心を与えてくれる。

 

 

良いだけの人生はないし

悪いだけの人生もない。

 

より良いが基準ではなく

自分の真ん中を軸にして生きる。

 

期待の向こう側だけに

本当の自分がいるわけではないのだから。

ニュートラルな物差し

風が吹いて葉っぱが揺れている。

ただそれだけのことを眺めていただけ。

 

それでも自分の偏っていった思考を

散らすには十分だった。

 

思考に偏りすぎると

自分の物差しも

どんどん偏っていってしまう。

 

だからできるだけ

自然の物差しに自分を合わせていく。

きっとその方がありのままに戻っていける。

ご縁に生かされて

最終日から数日経ってしまいましたが

無事8回目の個展終了いたしました。

(8/2が最終日でした。)

 

ご来場頂いた方

気にかけて下さった方

どうもありがとうございました。

 

自力だけでは8回目まで

続けてこられてはいなかった。

本当に“おかげさま”なのだと感じています。

 

人の言葉、想いやエネルギー。

自力以上に生かされてることを感じています。

 

できる限りご縁は大切にしたいものです。

 

大切なことを大切にする。

シンプルなことだけど

難しいのは何故でしょうか。

 

何度も言うように自力だけで

生きているわけではありません。

 

ありがたいことに気づき

感謝をすること。

 

感謝の気持ちを示すこと。

 

それはそのままで

表現になり得る事柄だと思います。

 

初個展からの8年間を振り返って

人と出逢うことの尊さを改めて感じました。

 

観に来てくださる方がいる環境の中で

いまだに絵を描き続けていられていることは

とても幸せなことです。

 

自分があまり器用な人間ではないが故に

自分で自分を責めてしまう日々も

たくさんありましたが、

 

日々、人から頂いてるエネルギーを
本当に大事にしよう。と

そう思った時 自分との向き合い方も

考えさせられました。

 

今となっては会いたいと思っても

もう会うことができない人たちがいます。

 

それでも過去に発せられた声は

今でも消えずに残っていて

いまだに僕に力をくれます。

 

今までどれだけのものを頂きながら

ここまできたんだろう。

 

今回の展示でもそうでした。

 

今ならもう少し穏やかな気持ちで

祈ることができるのではないか。

 

今なら受け取った想いを

他の人にも伝えられるのではないか。

 

過去に添えてもらった手に

いまだに生きる勇気をもらってる。

 

色んなことが見えなくなって

もがいて もがいて

手当たり次第たくさん傷つけて

「なんでこんなに辛いのだろう。」

そんな思いから抜け出せず

自分で自分を助けられない日が

だいぶ続いたけれど

全てが終わることはありませんでした。

 

それでも「生きてて良かった。」と

そう思える日がその先にはあったことを

忘れずにいたい。

 

優しいだけでは救えないから

強くならないといけないと

自分に誓う日もあります。

 

それでも弱さを拒むことは

脆さにも繋がっていて

無意識はいつも僕に語りかけてきていました。

 

なかなか器の大きな人にはなれないけれど

清濁を合わせ呑み続けることは

自分自身を知ること

表現を続けていく意味にも

繋がっている気がしました。

 

自分が生かされてるように

自分にも生かせるものがあるのではないか。

まだまだ確信は持てないけれど

 

生きてみないとわからない今日だから

人は今日を生きられる。

今はそんなことを思います。

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個展初日

8回目の個展

初日を迎えることができました。

 

人の言葉や気持ちに支えられて

ここまで続けて来れたんだと

あらためてしみじみ思いました。

 

大変な状況が続いておりますが

それぞれに様々なことを想いながら

今を生きていることと思います。

 

すでにひとりひとりが

たくさん頑張っている状況です。

 

少しでも心穏やかに過ごせる日々を

強く願います。

 

 

お世話になっている

ギャラリーさんのはからいで

HPからでも作品の購入ご確認頂けます。

(個展期間中のみご利用頂けます。)

 

ストライプハウスギャラリーHP↓

https://striped-house.com

開催中の告知↓
https://striped-house.com/now2.html

通販ページ↓

https://striped-house.com/tsuhan4.html

個展と雑誌掲載のお知らせ

個展のお知らせです。

 

池田卓哉展 心の御空

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毎年お世話になっている

ストライプハウスギャラリーでの開催です。

(今回で8回目の個展となります。)

 

7月25日~8月2日 会期中無休 

AM11:00-PM6:30 (最終日はPM5:30まで)

 

感染対策に努めながら

会期中は在廊予定です。

 

↓どうぞストライプハウスギャラリーのHPも

 ご覧ください。

https://striped-house.com

 

 

お知らせがもう一点あります。

 

ありがたいことに

月刊ギャラリー7月号にて

個展の情報と僕のことを

紹介して下さっています。

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コロナ禍において少なからずそれぞれに

自分の心に蓋をしてることがあるのでは

ないかと思います。

 

自粛や我慢、諦める事が当たり前で

蓋をしてることすら自覚できていない

気持ちもあるのかもしれません。

 

自分の気持ちを

自分がちゃんと知っていること。

 

それは生きる上でとても大切なことです。

 

自分のことなのに

自分の気持ちがわからない時

僕はとても怖いことに感じます。

 

自分にとって

表現の意味の一つは

自分の心に正直になることです。

 

痛みも含めて

自分の心と向き合うことは

一つの癒しにもなります。

 

自分が本当の意味で

心を開いて対話できたなら

こういう時だからこそできる

人との対話もあるのではないか。

 

そこに不安がないわけではありませんが

 

たくさんの困難がありながらも

人と人とが同じ時代を生きていることが

愛おしくもあり自分の原動力にも

なっている気がしています。

器用に生きようとする不器用さ

感謝をするだとか

良い気分で生きるだとか

そのことで救われる自分もいるのだが

 

都合のいいところだけをみて

生きていくことによって

 

自分の中で蓋をして

扉を閉めて

鍵をかけて

なかったことにしてた部屋が

あったことに気がついた。

 

気づかないようにしてた感情

なかったことにしてしまった想いがある。

 

許せないことすら

許したことにして

本当の気持ちを否定し続けていたのは

自分自身だった。

 

ああこうやって

本当の声に建前を重ねて

自分の気持ちが

わからなくなっていったんだ。

 

子どもの頃から

空気を読むことに必死だった。

自分の本音よりも

人の顔色を見て生きることが大事だったから。

器用に生きようとすればするほど

どこまでいっても満たされない自分。

 

不器用でも良いから

誰かにとっての良い人ではなく

自分にとって良い人で生きる方が

正解なのかもしれない。

 

いったい誰の人生を生きているんだ。

いつまで人の顔色を伺って生きているんだ。

 

自分自身に問いかける。

 

たとえ

痛くても

心地よくなくても

ちゃんと自分自身が

感情の蓋を開けることで

踏み出せる一歩がある。

 

怒りだとか 悲しみだとか

本当はあるのに...感じているのに...
笑顔を作って

なかったことにしなくていい。

 

この怒りをちゃんと表に出していい。

 

まだ成仏できていない

怒りや悲しみに

耳を傾ける日があっても良い。

 

自分が自分として生きることに許可を出す。

空の裂け目に覗いた心

モヤモヤと曇った思考

いつになったらこの雲は

晴れるのか...

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相変わらず空ばかり見上げてる。

 

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ふとした瞬間 空が割れた。

 

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光を見上げながら思う。

自分にとっての光とはなんだろう。

 

空を見上げながら

相変わらず

自分の心見つめてる。