池田卓哉ブログ 風光日々新(ふうこうひびあらた)

素直な心で表現する場にしよう。そんな想いで始めたブログ。

器用に生きようとする不器用さ

感謝をするだとか

良い気分で生きるだとか

そのことで救われる自分もいるのだが

 

都合のいいところだけをみて

生きていくことによって

 

自分の中で蓋をして

扉を閉めて

鍵をかけて

なかったことにしてた部屋が

あったことに気がついた。

 

気づかないようにしてた感情

なかったことにしてしまった想いがある。

 

許せないことすら

許したことにして

本当の気持ちを否定し続けていたのは

自分自身だった。

 

ああこうやって

本当の声に建前を重ねて

自分の気持ちが

わからなくなっていったんだ。

 

子どもの頃から

空気を読むことに必死だった。

自分の本音よりも

人の顔色を見て生きることが大事だったから。

器用に生きようとすればするほど

どこまでいっても満たされない自分。

 

不器用でも良いから

誰かにとっての良い人ではなく

自分にとって良い人で生きる方が

正解なのかもしれない。

 

いったい誰の人生を生きているんだ。

いつまで人の顔色を伺って生きているんだ。

 

自分自身に問いかける。

 

たとえ

痛くても

心地よくなくても

ちゃんと自分自身が

感情の蓋を開けることで

踏み出せる一歩がある。

 

怒りだとか 悲しみだとか

本当はあるのに...感じているのに...
笑顔を作って

なかったことにしなくていい。

 

この怒りをちゃんと表に出していい。

 

まだ成仏できていない

怒りや悲しみに

耳を傾ける日があっても良い。

 

自分が自分として生きることに許可を出す。